唄三線のある日常。        愛器「二つ星小」          (たーちぶしぐゎー)。         


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酔狂歌人、大阪へ行く。④

<神戸>

翌朝10時、またまた恐縮にも漆畑さんが
宿泊先まで迎えに来てくださいました。

行き先は神戸。
新長田というところにある
「琉球ワールド」です。
神戸へ向かう車中も「三線の話」をたくさんうかがいました。
気になっていた「チーガの重さ」についてもうかがいましたが
「やはり音が劇的に変わるのは、皮張りでしょうね」とのことだった。
やっぱりそうなのだろう。

ベトナム産やタイ産の皮についてもうかがったが、
やはり大事なのは
「その棹に、その皮は合っているのかどうかである」ということを聞かせていただいた。
我々のような素人は、皮の産地でだけで音の判断は出来ない。
皮の見かけがどうか。ということだけである。
産地よりも皮の厚さ薄さ、更にはそれを棹とバランスをとりながら
考えて三線が作られているかどうか。ここら辺が音作りにおいては大切らしい。

目的地に到着する。
琉球ワールドは、かなり広い。
焼き物から泡盛。
お土産品や書籍など
ありとあらゆる「沖縄のモノ」が売られていました。
その一角には「三味線店」も。
ここの三味線店は、こじんまりしていました。
私は、そろそろストックが足りなくなってきている「チル」を
3セット購入。

と、思いがけない張り紙を発見。
「照喜名朝榮」「かりゆし娘」などと書かれていた。
張り紙には紹介文も書かれている。
後から漆畑さんに聞いたのですが
どうやらここで朝榮さんと「かりゆし娘さん」が
ライブをされたそうです。なるほど、それで。

広い売り場内を見て周っていると
知らない間に時間はお昼です。
売り場内に併設された沖縄料理店でお昼です。
私は「フーチャンプル」を注文。
これも美味しかった。

食事の後、最寄の新長田の駅まで送っていただき
いよいよこれでお別れとなります。

たった一泊二日の大坂旅でしたが
私には大満足の旅となりました。
こうして大満足で旅を終えることが出来たのも、漆畑さんのお気遣いによるものである。
さらに、大阪でお会いさせていただきました皆様の温かい心のお陰であると思っています。
漆畑さんとそのご家族様・takarinさん・takarinさんの奥様・hiroさん・Mさん
そして、大坂の名前も知らぬ方々。本当に感謝しております。
どうもありがとうございました。

「大変お世話になり、ありがとうございました。」とお礼を言います。
「次回は、ご家族で是非大坂へどうぞ」
と嬉しいお言葉をいただき、漆畑さんの運転する車は
新長田の駅を走り去りました。

…さて。
新長田…か。ここがどこなのか、さっぱり分からんぞ。
電車は…、確か漆畑さんがざっと教えてくださった。
でも、良く分らんなぁ…。
と、そこへ2人連れの年配の女性が。
すかさず「東京へ帰るのですが、新大阪はどうやって行けばいいですか」
と尋ねてみる。

「三宮か、神戸で快速に乗り換えると速いと思うわ。
そっか、東京にねぇ。都会人やね(笑)。まぁ兄ちゃん、気ぃつけてや」
と丁寧に教えてくださった。

思っていたよりも早く、新大阪駅に到着。
新幹線の発車までには1時間半ほど時間があった。
お土産などを物色して、時間をつぶす。
東京とは違う売り物を見て歩き、あっという間に新幹線の時間となる。

バイバイ大坂!!

<名古屋と富士山>

新大阪・京都と新幹線は進み、
再び「名古屋」へ。
f0010549_1875362.jpg




私が子供の頃には無かった「ツインタワー」がそびえます。
正式名称は「JRセントラルタワーズ」だそうです。
名古屋も立派になったなぁ。

さらに、懐かしい看板を発見。
f0010549_1895421.jpg




名鉄百貨店。もう今は亡き祖母に連れられて、よく買い物に行ったところだ。
田舎の「西尾駅」から、四両の真っ赤な名鉄(当時は床が板敷きだった)に揺られ
祖母と名古屋へ。懐かしい思い出だ。
祖母は長唄が趣味だった。三味線も持っていた。(もちろん「和三味線」)
祖母が亡くなってから、私は沖縄民謡をやり始めたのだ。
生きているうちに、私の沖縄民謡を聞いてもらいたかったなぁ。

と、感傷に浸っているうちに
新幹線は静岡県へ突入。
静岡・新幹線・天気は晴れ。とくればもう「富士山」しかない。
車中から、富士山を撮影。
f0010549_18133535.jpg




私は以前「紙関係」の仕事をしていたことがある。
富士山近辺の「三島」「新富士」などが「製紙会社の工場が多い」というのは
知っていた。
だからこそ、この写真である。
トップスピードで疾走する新幹線の車中からの撮影で
富士山と共にこの看板をカメラに収められたのは「奇跡に近い」と自分でも思った。

大坂での写真は、全く無いのに
こういうところだけは、外さない。


<旅の思い出>

「大坂で、何か食べたいものはありますか?」
「う~ん…、では大坂でオススメの食べ物は何ですか?」
「え~…、ありません!!」

こんなやり取りがあったから。というのが原因ではないでしょうが
大坂に行って泡盛ばかり飲み、ティビチをご馳走になり
民謡酒場へ行ってフーイリチーをと山羊の刺身を食べ
沖縄物産展で歩き回り、フーチャンプルーを食べ
あとは三味線店と漆畑さんのご自宅で三線を拝見させていただいた私。

職場や家族へのお土産を除けば
自分が大坂から持ち帰ったものは
「購入した三線の弦3セット」
「漆畑さんから頂いた、息子の誕生祝の泡盛とお土産の山羊汁レトルト」
行きも持っていた、自分の三線
だった。

荷物だけ見たら「一体どこへ行ってきたのだ」という感じだが
これで私は大満足だった。
このために大坂まで来たのである。
東京駅に降り立った私は
何だか「電車に乗って沖縄まで行った。」ような
錯覚を覚えた。

温かい人情に触れ
生きた沖縄民謡に触れ
素晴らしい三線と美味しいお酒と料理。

今までに無いくらい、楽しい旅となりました。

漆畑さんをはじめ
大坂の皆様。ありがとうございました!!
とても、楽しい思い出を頂きました。

                        酔狂歌人、大阪へ行く。シリーズ完。
by niraikanai76 | 2006-03-23 18:31 | 唄三線