唄三線のある日常。        愛器「二つ星小」          (たーちぶしぐゎー)。         


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私の苦手運指克服法…「早弾き」の場合。

私は、アルトサックスとベースの音楽経験があります。
しかし、以前から記事に書いている通り
「音楽をやっていたから、唄三線も楽だ」
と感じたことは、あまりありません。
せいぜい、三線を始めた最初の頃の
工工四とCDを照らし合わせて、リズムの取り方などを
早いうちに理解することができた。というくらいのものでしょう。
(音楽的な理解)

しかし…唄三線にはあまり役立たなくても
「楽器の練習法」は共通です。
唄三線の場合でもこれについては、誰かに習わなくても
今のところは何とか自分で解決してこれております。

JAZZでのアルトサックスは
細かくて速いフレーズが多く登場します。
これは、何度も練習しました。
…ですが、何度か練習してもおいそれとできるものではありません。
そんなときには…ひたすら反復練習していました。

16分音符4つが並んで
「ド・ミ・レ・ファ」とある場合。
これが出来ないときには、「どこが引っかかるのか?」をまず探ります。
4つの音符が並んでいるわけですが、
こういう演奏で引っかかる場合には、必ず「デッドポイント」(出来ない部分)
があります。

「ド→ミ」の移動で引っかかるのか
「ミ→レ」の移動で引っかかるのか
「レ→ファ」の移動で引っかかるのか。

こういうことを、見つけるわけです。
そして「自分はレからファへ移動するときの指使いでいつも引っかかる」
と気がつくと、ひたすら
「レ→ファ レ→ファ レ→ファ ~」
と繰り返し集中練習します。

しかし、これだけではまだ不十分です。
この「レ→ファ」の移動に慣れたら、
今度は「レ・ファに関連する音を入れて練習」するのです。
「ミ→レ→ファ」と、「フレーズの中での一つ前の音」を加えて練習します。
これを、さらに集中練習です。

で、ある程度できるようになったら
ひとつのフレーズとして、練習します。
考え方としては
「出来ないものを、むやみやたらにやってもできない。
本当に出来ない部分を抜き出して、潰していく」
という考えです。

三線でも、同じ練習方法を採用しています。
「嘉手久」という曲があります。
歌持ちでは

五 七|五 尺|工 老|工 五|~
タッカ  タッカ  タッカ  タッカ

と続いていきますが
仮に2小節め(?)の|五 尺|がいつもつまづく場合は
この部分ばかりを練習します。
しかも、かなりゆっくりなテンポで。
慣れてきたら、徐々にテンポを上げて繰り返し
|五 尺|を練習します。
 タッカ

で、ずいぶんと楽に手が回るようになったら
七|五 尺|
カ  タッカ

という具合に、「出来ない部分の前の音」を加えて
また反復練習です。
ここで、驚くことがあります。
|五 尺|を何度も練習し、できるようになったのにも関わらず
そのひとつ前に、たった一個の音を加えただけで
出来なくなることがあります。
(自分の演奏がいかにもろいか。ということの証左となるので、結構凹みます)

これで、また反復練習。
出来るようになったらば
七|五 尺|工
カ  タッカ  タ

という具合に、「ひとつ後ろの音」
も付け加えて、練習します。
出来なければ、また反復練習です。
ある程度できるようになったら、
最初からつなげて、ひとつのフレーズ(歌持ち)として練習します。

歌持ちを、最初から通して何度も練習する。という方法も
よいと思いますが、「嘉手久」のように長い歌持ちの場合は
無駄が生じます。
「出来ない部分を克服」できれば良いわけですから
そこを徹底的に潰していきます。

こうして、「出来ない部分を徹底的に潰す練習」をすると
かなり強固にマスターできると思います。
しかし、人には「自分に合う。合わない。」がありますので
万人に共通の練習方法ではないかもしれませんが…。

この練習方法は、高校時代の吹奏楽部の恩師に教わりました。
「無駄に練習するな。出来ないところだけをやれ。
それを徹底的に潰せれば、強い演奏が出来る。
演奏の楽しみは、できるようになってから追求しろ。」


ずいぶんスパルタンです。
でも、今は恩師の言う「強い演奏」とはどういうものか
よく分っているつもりです。
どれくらいやったかわからなくなるくらいの練習量があれば
たいていの状況では、間違えることは無い。という意味だと思います。

「演奏の楽しみは、できるようになってから追求しろ」
というのは、
「出来ない部分を潰すのは修行だ。出来るようになったら、おおいに楽しめ」
という意味だと思います。

退屈な反復練習も「楽しい」と感じられたら、最高です。
「どうしてもやりたい曲」の練習の場合には、私もたまに「楽しい」と思います。
ですが、大体の場合は「辛い」です。
でも、仕方ありません。練習をしなければ好きな早弾きの曲が出来ませんから。

「出来ないところをピンポイント集中練習」
私は、いまだに高校時代の恩師の言葉が思い出されて、
そこから抜けきれずにいます。

私が「味のある三線を弾くなぁ」と感じている人を評して
また違う方が
「あの指にはインテル入ってるからよ」
と言っていました。

私も欲しいなぁ、指に「インテル」…。
by niraikanai76 | 2006-04-19 21:40 | 三線独学のススメ