唄三線のある日常。        愛器「二つ星小」          (たーちぶしぐゎー)。         


by niraikanai76

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

唄三線
三線独学のススメ
沖縄以外の音楽のこと
沖縄新婚旅行(三線探しの旅)
沖縄考
介護のこと
映画
読書
父親になった
ひとりゆんたく
酔狂歌人のこと
酔狂歌人にメールする
食材確保の魚釣り

以前の記事

2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2007年 11月
2007年 10月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月

オススメリンク

お気に入りブログ

やいまぬ風
有言、いつか実行。
三線弾きはカジマヤーで魂...
島々のくも

ライフログ


はじめての三線―沖縄・宮古・八重山の民謡を弾く


風狂歌人~ザ・ベスト・オブ嘉手苅林昌~


よなは徹 プレゼンツ カチャーシー・ア・ゴーゴー


連続カチャーシー2005


よなは徹 プレゼンツ ウチナー わらべうた

最新のトラックバック

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

照喜名さんとの電話

私の三線は、年明け早々に沖縄に旅立つ予定だ。
私がなかなか沖縄に行けないので、身代わりに旅行
してきてもらう。というのは冗談ですが。

「棹の塗り替え」

に出すのです。
照喜名さんの所から三線が送られてきて約半年。
私はこの半年間、ほとんど毎日この三線を弾いてきた。
休みの日など、それこそ「朝から晩まで」である。

色んな民謡を弾いて
なおかつ、「上老尺老」「尺老工老」
などという運指の練習を、メトロノームに合わせて
毎日行っていたのだ。

11月くらいから「老」の勘所を弾くと「ビリビリ」という雑音が入るようになり
日に日にひどくなっていった。
「ビリビリ」は、三味線が届いてから弦の巻き方やピッチの高さによっては
少し見られたものの、この1ヶ月は異常によく出る。

棹の「老」の勘所を見ると
弦が擦れた跡が無数に付き、勘所周囲が凹んできていた。
自分でも「まぁ、これだけ弾いていれば、当たり前か」
と思っている。

三味線を受け取ってすぐ、朝榮さんに電話をしたときに

「ずっと弾いていると塗りは凹んでくるけど、そのまま弾き続けると
塗りを通り越して、木の部分が凹む。これはまずいことだから
気をつけるように。そうなる前に、塗り替えに送って来なさい」

と言われていた。
新品の三味線を弾いていて
「少しくらいの弦による傷」
が棹につくのは
「馴染んできている」として、よい状態なのだそうだが
「ビリビリ言い出すと、塗り替えをしたほうが良い」
と言われていたのである。

私は決心して、年明けに沖縄へ三線を送ることにした。
三線は、できることなら良い音で弾いていたい。

先日、塗り直しの件で朝榮さんと電話していたときのことである。
話は蛇皮のことへ。

「皮を張り替える」というだろう。
でもね、できる皮とできない皮があるんだけれども
胴から張ってあった皮を剥がして、また水に漬けて
伸ばしてから張りなおすこともできるんだよ。
「締め直し」と呼んでいるけどね。
微妙な加減が必要だから、ジャッキではできない。
くさびで、締め直すわけさ。

と教えていただいた。
これには驚いた。
「皮は剥がしたら、もうその皮は使えない」
とばかり思っていたのだが…。

驚く私に
「あんたが驚くような技を、もっといっぱい持っているよ」
と朝榮さんは電話の向こうで笑う。

沖縄へ行ったときも
そしてこうして電話でも、
いつもお世話になっている。

ありがたいことである。

尚、塗り替えには1ヶ月以上かかるらしい。
その間、愛器で唄三線ができないのは残念だが
初代三線に活躍してもらおうと思っている。
by niraikanai76 | 2005-12-30 21:47 | 唄三線