唄三線のある日常。        愛器「二つ星小」          (たーちぶしぐゎー)。         


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那覇空港内郵便局前 6月18日

漆畑さんと私たち夫婦が待ち合わせをした場所です。

午後5時過ぎ、空港内のベンチに座っている私たちの前に
その男性はいらっしゃいました。
「はじめまして」
旅行カバンと大きな袋。
思っていたより飄々とした感じの方です。
漆畑さんのご到着です。

空港の駐車場に移動して漆畑さんの荷物を車に積み込みます。
先ほどから気になっていた大きな袋。
菓子折りが何個も入っているようです。
「これ、何ですか?」
「いや。三味線店へのお土産です」
驚きました。三味線店という店舗に行くのに「お土産持参」です。

このときの私にはまだわかりませんでしたが、
「三味線店に行く」というのはイコール「三味線を買う」にはならない場合も多いのです。
漆畑さんにお会いする前に私が訪問した4軒の三味線店。そのいずれのお店でも
「買わないなら、帰ってくれ」とはいわれませんでした。
私は「三味線を買う」ために三味線店を回っていましたが、当然買うのはその中の1軒です。
購入するお店が決まるまでは
どのお店にも買わないかもしれないという前提でお邪魔しているのです。

しかも、三味線店の店主はいろいろ教えてくれるわけです。
これが非常に勉強になります。内地に住んでいて沖縄の三味線に興味のある人なら
沖縄に行って、実際に三味線を作っている職人さんに話を聞くのは
とても大きな宝物を手に入れるのと同じようなものです。と言ったら言いすぎでしょうか。

どの店主も、訪問すれば大体仕事の手を止めていろいろ教えてくれるんです。
その間、こちらは教えていただくことができるのですが店主は作業を中断するわけです。
こういうありがたいことをしていただいたことへの感謝の気持ちとして
お土産を持参されていらっしゃるんだろうとおもいます。

私も見習いたいです。頻繁に沖縄の三味線店にご訪問されていらっしゃる方ですので
私以上にそういうことを感じていらっしゃるんだと思いました。
実際に沖縄の三味線店を訪問してみると、お土産を持参してしまいたくなるような
人間的に魅力あふれた三味線店主がたくさんいらっしゃいます。

後々、このお土産が運命の出会いを引き寄せてくれるとは、ゆめゆめ思いませんでした。

車は空港を後にして、琉球大学を目指します。
by niraikanai76 | 2005-12-08 21:16 | 沖縄新婚旅行(三線探しの旅)