唄三線のある日常。        愛器「二つ星小」          (たーちぶしぐゎー)。         


by niraikanai76

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自分にできること

とある方と、今日
電話しました。

唄三線ができる。
…まぁ、そんなにいろんなことができるわけじゃあ
無いんですが。

その
「唄三線ができる」
ということを、
何かの役には、立てられないか…。
そんなことを、考えている
今日この頃であります。

「三線って、楽しいんだね」
「近くに、こうやって弾ける人がいるなら、やってみようかな」
「唄三線があるところで、酒を飲むのはうまい!」

何でも、いいんです。
何かの役に、立てないかな。

そんなことを、考えはじめました。
そのためにも、腕を磨かなくてはいけません。
楽しみながら、がんばります。

今、唄三線が
とても楽しいです。
# by niraikanai76 | 2010-08-15 01:51 | ひとりゆんたく

湘南乃風 外三線8月13日

私の住んでおります、神奈川県藤沢市は
「湘南」
と呼ばれる地域に属しております。

海水浴シーズンの今、
我が家の近所も、道路も
海辺も、結構な盛況ぶりです。

そんな時期の、そんな場所でも…
やっております、外三線。
本日は、18:30~21:00

いい場所を見つけたんです。

浜の上にある公園。
その、一番海岸に近いところに
護岸された、コンクリートの段々があります。

最近、その段々で
唄三線、しております。

左手に、江ノ島
右手には、河口
という、なんともいいロケーションです。

この時期、
浜で花火をしている人たち(本当は、禁止なんですが)
カップル、大人数の海水浴客
サーファー
いろんな人がいます。

埼玉で外三線をしていたときとは
周りの環境も、いる人たちも
まるで違います。

海の周辺には、芸術を愛する人たちが住む…
か、どうかはわかりませんが
埼玉にいるときよりも、唄三線をしていると
声をかけてくださる人が多いことに、驚きました。

立ち止まって、聞いてくださる人もいらっしゃいます。
本当は、同じ曲の一部分を何度も何度も練習したいのですが
せっかく聞いてくださっているのに、そんなことをしては悪いなぁ…
などと思ってしまい、ついつい曲を流してしまったりします。
いったい
「自分の練習なのか、人様に聞いていただくために行っているのか」
がわからなくなるときが、ままあります。

が、これはこれで、恵まれた環境だと思っています。

本日の練習曲

・唐船ドーイ  ・・・新しい工工四
・山原汀間当
・海ヤカラ

難しい…どれも。
また、ここにきて、がんばります。

湘南の海風が、心地よかったです。
しかし三線に潮風って、あまり良くなさそうですよねぇ。
# by niraikanai76 | 2010-08-14 00:04 | 唄三線

手を変え…

唐船ドーイ
を改めて練習しています。。
今までとは、「違う手」です。
今まで、私が何年か弾いてきた唐船ドーイよりも
音数が、多いです。

今まで癖のように弾いてきた曲の手を変える
って、とても難しいですね。

私には、新しい曲を覚えるよりも
こちらのほうが、よっぽど難しく感じます。

新しい弾き方で唄っているのですが、
唄が2番・3番となってくると
自然と今までの手で弾いてしまっています。
慣れ、とは恐ろしい。
なかなか、直ってくれません。

三線を始めた当初から、疑問だったのですが
「唐船ドーイ」という一曲だけで
世の中には、何通りもの弾き方(工工四)が存在します。
音の配列や、音の数もそれぞれ違います。
みんな、それぞれ好きな弾き方で練習し
「唐船ドーイ」を唄って楽しむのでしょうけれど、
そういう人たちが集まって、
「さあ、3人で唐船ドーイやろう!」
ってなったときには、皆さんいったいどうしているのでしょうか。

一人一人が、好き勝手に練習してきた「唐船ドーイ」
を持ち寄ったら、
「え~、俺の弾いてるのは彼の弾いてるのより
曲が短いよ~」
とか、
「俺だけ、曲が長いぞ」
とかいうことに、なるわけです。

皆さん、その場でなんとかしちゃうんでしょうか。

長さは同じで、音が少し違うくらいならば
カチャーシーの曲ですし
勢いでなんとかなりそうですけれど、
曲の長さが、一人一人違う。
というのは、私からしたら
「かなり厄介」
と思うのですが。

ほかの人たちは、どうしているんだろうなぁ。
そういう場合。

私には
「その場で何とかしちゃう」
なんていうことは、とてもできそうにありません。
時間をかけて、新しい手を覚えようと思います。
がんばります。
# by niraikanai76 | 2010-08-12 17:23 | 唄三線

ちょこっと

今日、ポストに工工四が届いていました。
「とぅばらま家」でご一緒させていただいている
「すぎさん」が、送ってくださったものです。

来月、18日に
同じお店で、同じくご一緒させて頂いている
「こうちゃん」の結婚記念パーティーの場で
演奏する予定の工工四です。

それを、今日
練習していました。

「一ヵ月後に、発表の予定があるので
唄三線を練習する」

いいですね、こういうの。
久しぶりに、人前できちんと演奏する予定なので
おのずと練習にも、力が入ります。

いい演奏に、したいと思います。

さて、
そうやって、カラクイ修理から帰ってきた愛器を使って
練習していたのですが、どうにも気になることが…。

なんだか、三線が
修理に出す前に比べて
だいぶ弾きやすくなった気がするのです。
「気がするのです」と書きましたが、
明らかに、修理前とは
弾き心地が、違います。

三味線店に電話をして
聞いてみました。
店主の奥様が電話に出られたので、
三線が弾きやすくなっていました。
と伝えると

「あ~、それなら、
なにか息子がちょこっとだけ
調整していましたよ」

とのこと。

なるほど、それで。
きっと、部当てを調整してくださったんだと思いました。


「ちょこっと調整」
でも、年中同じ三線を触っている私としては
だいぶ弾き心地が変わりました。

長いことオイル交換をしていない車のオイルを換えたときに
「だいぶ走りが滑らかになったな~」と感じるように
普段意識していなくても
「ちょこっとの調整」で
だいぶ変わるのですね。

三線は、メカではありませんし
構造も単純だと思うのですが
専門家に、定期的に見ていただくことの大切さを
知った出来事でした。

すぎさん
三線工房てるきな さん

ありがとうございます。
# by niraikanai76 | 2010-08-11 23:35 | 唄三線

二つ星小、カムバック。私も、カムバック

二つ星小、カムバック。私も、カムバック_f0010549_1844950.jpg



本日、沖縄より二つ星小が帰りました。
ツルツル滑ってしまうカラクイは、
新しいカラクイに付け替えていただき、
きれいになって、戻ってきました。

私が三線を始めた頃に比べて、
インターネットを見ると
今はいろいろな種類のカラクイが販売されるようになりました。
カラクイだけではありません。
ティーガーや、バチまで
三線の小物類のバリエーションの広がりは
すごいですね。

私も、以前は変わったカラクイがほしい
と、思っていたのですが
今はちょっと違います。
「昔からの定番」
そんなカラクイや、ティーガーが好きです。
おじいさんが持っている三線。
そういう雰囲気です。
もっとも、今のように沢山選択肢があれば
三線を弾くおじいさんたちも、いろいろ三線をおしゃれにしているかも
しれませんが。

今回は、三味線店に電話したときに
希望を伝えました。

「スイムディの、白。ラインが一本入ったやつでお願いします。」

です。

変える前が、「スイムディ、ラインなし」でした。
ですから、戻ってきても
そんなに見かけは変わりませんでした。

が、使用感は抜群です。
削りたてのカラクイって、こんなにきちっと止まるのか!!
という感じです

別なことで似たような、経験をしています。
T字かみそりを愛用していますが、
不精にも「まだ剃れるから」
と、長いこと刃を替えないことがたまにあります。

劣化して、剃りにくいかみそりになっていると思うのですが
毎日使っているのですから、気になりません。
ですが、普通と思っていた使用感が
ある日の替え刃交換、で見違えるように剃れるかみそりになります。
「かみそりって、こんなにもスムースに髭がそれるのか!」
と思います。

とにかく、新しいカラクイには感動しました。
そして、三線が帰ってきて
三線の糸倉の中を見ると…
ものすごくきれいに、弦を巻いてくださっていました。
自分の弦の巻き方が、いかにぞんざいなのか
よくわかりました。


そして…
私自身は、というと
昨日今日で、埼玉の実家に帰りました。
実家にも帰りましたが、
埼玉にいたときに、大変お世話になっていた
「とぅばらま家」
に行きました。

2年。
私はこのお店に、顔を出していませんでした。
決して、忘れたり
どうでもいいと思って、顔を出さなかったわけではありません。

それどころか
三線に触るたびに、沖縄の音楽を聴くたびに
「みんな、どうしているかなぁ」
と思っていました。

昨日は、
マスターをはじめ
こうちゃん、SUGIさんご夫妻
懐かしい方々に、お会いすることができました。

久々に話し、唄三線を楽しみました。

2年という歳月があれば
人間個人個人には、多かれ少なかれ
「変化」というものがあります。

そういう変化が、この場にいた人たちにそれぞれありますが
そういうものを超えて、昔と同じように
話し、唄三線を楽しませていただきました。
この「とぅばらま家」は、私にとって
ものすごく大切な場所なんだ。と
離れて、そして間が開き
また訪れたことで、いっそう深く考えさせられました。


SUGIさんは、
ご夫妻で琉球古典の道を歩まれていらっしゃいます。
新人賞も取られ、今は優秀賞に挑戦中とのこと。
残念ながら、前回の優秀賞は落としてしまったそうです。

お話しをうかがう中で
「そういうことも、自分の糧のひとつ。
必ず、リベンジしますよ」
熱い目で、話されていたのが
印象的でした。

こうちゃんは
ご結婚されていました。
おめでとうございます。
心から、そう思いました。
こうちゃんの奥様は、私もお会いしております。
とても、素敵な方です。

こうちゃんとは、
今までに奇妙な縁があります。
こうちゃんのメイン三線を、こうちゃんが購入する前に
私は沖縄のある三味線店で、一度弾かせていただいたことがあります。
「いいな~、これ」
と思いましたが、予算オーバーでした。
そんなことも、忘れていたときに
「とぅばらま家」に行き
こうちゃんとはじめてお会いし、
例の三線も、こうちゃんの手に渡ったのだと知りました。
沖縄で、試奏させてもらった三線は
こんな近くに、持ち主がいたのです。

今回も、とぅばらま家にお邪魔することを
最初にこうちゃんに電話しました。
そのとき、何気なく
「こうちゃん、結婚は?」
と聞くと、
「するよ。4日に」
とのお返事。
びっくりしました。
何気なく聞いたのに。
この電話、7月の末にかけたのです。
すごいタイミングでした。

そして、初めてお会いした
「よっちゃん」
あなたにお会いすることができて
私は、とてもうれしかったです。
ほんとにありがとうございます。
心の励みになりました。

マスターには、沢山お叱りを受けました。
と、書くと怖い印象かもしれませんが
決して、そうではありません。
誰よりも、お店に集まる仲間のことを
気にかけ、心配してくださっているのです。
とても、ありがたいことですし
こうやって叱ってくださる方は
自分にとっては、とても大事です。

見かけはいかついし、声は大きいし
言葉も乱暴なときがままありますが、
私が勝手にこのお店に置かせていただいている南風原型の三線を
毎日毎日弾いてくださっているのは、このマスターです。
三線が上手になりたいというお客さんに
三線の魅力を伝えてくれているのも、このマスターなんです。
誰よりも、みんなのことを気遣ってくれているのは
この、マスターなんです。

私は神奈川で、ひとりで唄三線の練習をしています。
できれば、「とぅばらま家」で
頻繁にみんなに会って、楽しみたいです。
が、神奈川に来たのは自分が決めたことです。
頻繁にいけない分、みんなの見えないところで
コソコソ練習して
定期的に顔を出して
そのたびに、みんなを驚かせるくらいになってみようかな。

そんなことを、考えていました。
マスター、ありがとうございます。
お返しは、唄三線で
させてもらいますよ(笑)。

次回は、来月18日。
こうちゃんの、結婚祝いです。
楽しみです。
カラクイの変わった三線で、沢山練習します。

ということで、
私も、三線と同じ日の同じような時間に
神奈川へ、カムバックです。
# by niraikanai76 | 2010-08-08 18:13 | 唄三線